47歳からの心理学学習帖

週末研究者の研究ノート。キャリアカウンセリングを中心に、心理学、社会学などのトピックを取り上げていきます。過去記事には東京未来大学在籍時の学習ノートをそのまま残しています。

学習と仕事のバランス

8タームの成績確定。今回、2科目とも不合格。中間テスト未受験のため、すでにわかっていましたが、残念です。

年度末にあたり、仕事が忙しく、疲れて、教科書もまともに読めないので、テスト受けなかったのです。

これまではテキスト科目は落とさずにきたのですが、卒業を控え最後のタームでテストも受けないというのは残念。

確かに卒業単位はクリアしているから、という気持ちがあり、仕事とのバランスで時間調整した結果なんですけどね。今まではバランスとって学習にも時間を割けてこれたんですが。


学習と仕事との両立は、通信の場合、やりやすいのは確かです。ただし、時間のやりくりは常にやっていく必要があります。

チェオクの剣が終わった

18日の放送で、チェオクの剣が最終回。

兄妹が互いに倒れて死にゆくラストシーンは、ハッピーエンドだと私は感じた。互いに、それまで生きてきたしがらみから全て解放され、純粋に兄と妹という関係を取り戻すことこそ、2人にとって共に希求してきたことであり、それが叶った瞬間こそ、幸福があったのだと思う。チェオクの剣は1つの神話なのだろう。

その時代背景は朝鮮王朝なのは間違いないが、それがいつのころなのかははっきりしない。何故、それが気になるのかというと、日本人がまさに、王朝転覆の片棒担いで登場するからだが、この日本人たちはクーデタを企てる一味の手先として村人を皆殺しにしたり、暗殺集団として申し分ない働きをする。だが、それはあくまで手先以上の存在ではない。

刹那すぎると感じつつ。


でも、このドラマ、14年も前のドラマなんですね。

ターム7の成績

大学のサイトをiPhoneから見たら、ターム7の成績が発表されていた。でも、iPhoneからだと見れないので、自宅に帰ってから確認します。

年度末なので、4月以降の連絡も入っている。来年度からスクーリングも学期の最初にテキスト科目と同時期に登録するようになるらしいですね。

今までは、受講予定という形で学期始まりにアンケートが取られていました。事前アンケートと実際の受講者数がほぼぼぼ同じということなんでしょうか?

でも、どうなんだろうなあ?

欠席者が増えたりしないんだろうか?



大学通信の学習法

大学通信はスクーリングの授業もあるとはいえ過半数はテキスト科目、つまり、教科書を読みテストを受ける形で単位を取るのが中心です。教科書は特定分野の専門書ですから、入学当初は、どの科目であろうと、非常にとっつきにくい。ふだんから、よく専門書を読んでいますというひと以外には、ここが学習の入り口でのハードルになります。

先に言っておくと、教科書の読み方のコツがわかると、楽に学習を進められ、単位も取りやすいということになります。


対処として有効なのは、

わからなければ先生に質問する、

これにつきると思います。

東京未来大学の場合、質問の手段として、ウェブ質問、メール、オフィスアワーの3つがあります。

これらをうまく使い、先生とコンタクトをとりましょう。


専門書は、大抵、一般的な事柄から個別論へ、概論から各論へという目次になっています。なので、前半の内容の応用が後半で出てくる。このようなイメージを持っていると、どこに何が書かれてあるかが把握しやすいはずです。

これってどこに書いてあったかを把握することはとても大事です。それがその分野を体系的に理解することになるからです。また、テストを受けるときにも有利です。


専門書を読むとき、私が注意しているのは、ここには概念が定義されている、ここには概念の実証研究が書いている、その概念を応用した具体例はここにある、など、ブロック分けして読むようにしています。

また、以前、学習した内容が別の科目を取ったときにも出てくることはよくあります。

モチベーションは、科目だと、心理学、教育心理学、組織心理学、社会心理学など、繰り返し出てきますし、ポジティブ感情は、ポジティブ心理学はもちろん、感情心理学でも、社会心理学でも出てきますし。

そのため学び続けていると、教科書を読むのも早くなります。


休日出勤は後に響く

休日出勤の疲れが尾を引いて、今週、1週間はぐったり感が響きます。

来週末は、単位取得テストですね。

仕事でぐったりしていても、大学生の自分が別にいることが心の支え。

多重役割は、役割間の葛藤を生むこともありますが、心の支えになることもあります。

この2年間は、大学生であることで、なんとか、持ちこたえられてきたようなものです。


この週末は休日出勤

そういえば、去年の今頃も休日出勤してたよなぁ。

昨日、今日と2日連続で仕事したのはひさびさ。


とはいえ、ちゃんと試験も受けましたよ。

テキスト2科目。


明日からはキャリアコンサルタントの応用編が始まります。

 就業後なので、さっと帰るぞ。


明日から中間テスト

今週火曜日、昨年のテキスト科目、スクーリングの成績結果が出揃ったと思っていたら、今週末からは中間テスト。今回もテキスト2科目受けます。

毎回、出題範囲はテキストを読み、学習の手引きにある確認問題は完了させてから、テストを受けるようにしています。

今のところ、1科目はこの作業を完了していますが、もうひとつの方は学習の手引きは半分まで完了しています。


テストはWEB受験、今回は4日間のテスト期間なので、なんとか、いつものルーティンはできるかなという感じ。



堀切あたり

今日は図書館に本を返却に大学へ。


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今日からスクーリングですね。

心理学実験、夏に受けた。

学びとモチベーションも今日からですね。


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体育館、奥に見える校舎は、中学校の名残り。


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大学の中に、キャリアカフェがあります。

就職支援への意気込みの強さがうかがえます。


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中庭。奥に見えるのが、未来ホール。

セミナーやイベントに使われています。

モチベーション研究所のセミナーで、一度、筑波の相川先生の講義を聞きました。

昨年末、スクーリングで来たときは、クリスマスイベントが開催されてました。


ちなみに、堀切駅前には、このラーメン屋さん以外お店はありません。

今日は、辛味噌ラーメンを食べました。

あったまる〜。

夏には冷やしラーメンが美味い。


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駅の向こうに時計台が見えます。


線路からすぐ、荒川土手。

写真撮り忘れ。すみません。

今日は天気が良かったからか、中高年女子の集団が散策されてました。


東京未来大学はこじんまりした大学ですが、他の大学とは違う、独特の優しさがある大学です。


大学へ行くと、通学生が「こんにちわ」とあいさつしてくれる。オープンキャンパスやイベントで、土日でも割とすれ違うことも多い。夏はリクルート姿の学生が多かった。


行くと落ち着きます。





今週のお題「2017年にやりたいこと」

□予定

3月 東京未来大学 卒業

5月、6月 キャリアコンサルタント受験

7月 キャリアコンサルタント合格、登録

       JCDA入会


□要検討

学会への入会

  (産業組織心理学会、健康心理学会、キャリア教育学会)

大学院受験…やはりあきらめきれない

地域活動(FP、CCとして)

執筆活動


自分がやりたいことのとっかかりをこの2年、探り続けてきたので、やりたいことのフィールドを拡げていく年としたい。




2017年を迎えて

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


ブログを続けていると、

ああ、去年の今頃は、こんなこと考えてたんだなあと振り返りにもつながります。


それを読み返すと、


実際にやったこととしては、


大学卒業の目処がついた、

ということくらい。


新たに、キャリアコンサルタントを取ることにしたというのが新たに加わったこと。


今年の抱負は、まず、大学は残り4科目確実に単位を取る、キャリアコンサルタントの一発合格、ですかね。



スクーリング終了です

今日でスクーリング終了。


テキストのテストは昨日の夜終えたので、大学関連のタスクは年内これで完了です。


スクーリングはひととおり、受けたので、大学で授業を受けるのは今回が最後。

大学のタスクは、年明けからのテキスト4科目。


早いなぁ。


今回も、こども心理の人と話していて、そのひとはゼミに入っているみたい。モチベーションでゼミに入っているひとにはまだおあいしたことはないですが、こども心理には割といるらしい。臨床心理士を目指しているのかなと思いつつ。


あと、モチベーションは3年次編入が多いけど、こども心理は1年からというひともわりといます。

と、ここまで書きながら、

そもそも人数が、こども心理とモチベーションでは違うんですね。


こども心理は福祉関係の方が多い気がするけど、モチベーションはどうなんだろうなあ?



おとなの学習

昔は、社会人になるまでが勉強で、社会人となった後は仕事に専心することが主流でした。そんな時代は確かにあったのです。年功序列、終身雇用、手厚い社会保障と恵まれた企業保障の獲得が幸福なキャリアとされていた時代。そうした待遇を手に入れるために、受験競争を勝ち抜いていくことが必要だったのです。

そうした時代にはおとなの学習といえば、もっばら酒場で上司や先輩の説教や自慢話を聞くことでした。誰にくっつくのが得なのかの情報を得るためには、そうした場に参加しておく必要があったのです。


そんな時代から30年が経とうとしています。


おとなの学習は、その場も内容も格段に拡大しています。

そりゃそうです。

私たち大人の知識もスキルも学習を続け、常に自分をリニューアルしていかなくては時代から取り残されてしまうからです。


今の若い世代とは育ってきた環境が違いすぎるのです。


私たちの若い頃には、大学でプレゼンやグループワークなどやらなかったし、議論は相手を言い負かすことだと教わってきました。30年も経つと、大学で教わった知識は陳腐化して当然です。

昔は企業も人を育てる余裕がありました。なので、学歴さえ見ておけば、先輩にくっついておけば特に問題なかったのです。


今は、新卒にも即戦力が求められます。

もちろん、すぐに先輩並の働きが求められるというわけではありません。ただ、昔よりも早く、一人前であることを求められています。なので、彼らも学生時に、パワーポイントを使ってプレゼンやったり、グループワークのファシリテーションを身につけていたりしています。パソコンなんて使いこなせて当たり前。今あげたところでいえば、中堅よりもよほど上手い新卒はそこそこいます。


私たちおとなにこそ、柔軟に環境に適応していくことが求められているのだと痛感せざるをえません。

昔のおとなといえば、今の若いもんは、と口癖のように言っていたものですが、いまの大人はそんなことはいいません。ひとつには、そう言ってしまうと自分をジジくさいと感じるということもありますが、むしろ、言えないのだと思います。この間も大学生が酒飲んで悪さしたニュースが流れていましたが、今のおとなはもっとハチャメチャでした。



週末の予定

フェイスブックを開くと、

「去年の今頃はこうでしたよ」と知らせてくれるんですね。

去年は心理療法のスクーリングを受けていました。

今年は、スクーリングとテキスト科目の試験が重なってるスケジュール。


わかってはいたのですが、

仕事が立て込んできて、

正直、辛いっす。


今年も、あと4営業日。


なんだけど、年末は頑張って仕事するかあ。


年明けからのキャリアコンサルタント講習に穴を開けたくないので。


いろいろ、折り合いつけながら、

なんとか乗り切っていきたいです。


「大人の科学」について

早稲田の向後先生が「大人の科学」を企画されているようです。

http://kogo.hatenablog.com/entry/2016/12/11/231303


「大学を終えて、十分大人になってから、学問や研究の基礎をもう一度やってみると、すごく楽しいのではないか、と。」


おっしゃるとおりで、わたしは大学に入ってから、このことを実感しています。

経験を学びに活かすことができるので、より理論を自分ごととしてとらえることができる、というのが大人が学ぶうえで有利だと思う。体系的に物事を考えたり、研究の手順を踏みながら理解を深めていくことがとても新鮮に感じる。学び直しのために職場以外の居場所を持つことがメンタルヘルスに良い。特に心理学は多方面に拡がりのある科学なので、大人が学び直しをするために、学習者の経験、興味や関心に沿って学びを展開できる。


楽しさの理由をいくつか考えてみました。


大人の学びというと、直感的に資格の勉強を思い浮かべやすい。実利的な面が強いと思います。就職・転職に有利、キャリアアップということになりやすい。

ただし、一見、実利的ではないように思える大学での学び直しも、実は、ふだんの生活に非常に役立つということがあります。また、基礎的な研究は、いろいろと応用できる、ということだと思います。基礎を学んでいると資格の勉強も進めやすい。

いま、キャリアコンサルタントの勉強にもモチベーション行動科学部で学んだことはとても有利に働いている。カウンセリングやコミュニケーションスキル、社会心理学、発達心理学などは勿論、組織論や労働法、教育学分野での学びもキャリアコンサルタントの学習に活かせています。