2016秋 生涯発達心理学
入学当初、基礎分野の心理学は1年目に履修しておこうと考えていたところが、今年度に繰り越した科目です。昨年秋はカウンセリングやコミュニケーションスキルなどの応用心理学を優先させたんでした。
とはいえ、基礎分野のなかでは1番興味のあった科目が生涯発達心理学。そして、今、やってることにも生涯発達心理学はかかわりが深い。
何やってるのかというと、キャリアコンサルタントの勉強ですが、生涯発達心理学の考え方や概念がいくつも応用されているんです。
生涯を扱うので、赤ちゃんから老人まで、ひとの一生がその内容になりますが、青年期以降、ぐっとボリュームは減ります。これまでの研究の蓄積が、赤ちゃんが圧倒的に多いから。心理学の歴史では青年期以降はあんまり変化ないものとして考えられてた時期が長い。
とはいえ、ユングが中年期を人生の正午と呼んだりしてたんですけどね。
2016秋 家族の心理学
家族についての理論と実践を学びます。家族を中心に発達心理学と臨床心理学を合わせた内容。システム論は、家族心理学以外ではあまり触れたことのないものだと思います。ここでは精神疾患を患った人は、たまたま、その人に症状が現れたのだと考えます。つまり、症状は家族関係から生じるのであって、個人の性癖や性格、生活歴などから生じるものではないと考えます。纏綿家族、遊離家族、ジェノグラフ、エコマップなど特有の用語が飛び交います。家族を巡る現代的な諸問題が取り上げられています。身近なだけに、重い、そう感じることもないわけではありません。しかし、身近なだけに家族心理学で学ぶ内容は考えやすいのは確かです。家族システム論特有の考え方には慣れが必要かもしれません。ただ、あくまで考え方なので、その論理が理解できると非常に応用がききます。
私は、この科目から非常に家族心理学に興味を持ちました。家族は極めて現代的なテーマであり、臨床上も最先端なんですね。
科目選択にあたっては、先に生涯発達心理学と臨床心理学をやっとくと理解しやすいと思います。あと、ジェンダー論。性役割は家族心理学にもジェンダー論にも共通する論点なので。
2016秋 エイジングの心理学
高齢者をテーマに、その発達課題を臨床的に扱った内容です。そして、今後というか、現在、非常に重要、かつ、ニーズも広く、実践的内容の科目です。
2016秋 ストレスマネジメント
この科目、テキスト科目ですが、ストレスのセルフチェックを通じて、ストレスマネジメントを学ぶ構成になっています。自分がどういうことで、どういうときにストレスを感じるのかを知り、その対処法を学ぶという、日常に役立つ実践的内容になっています。
理論を学ぶことも大事なのですが、この科目のように、日常に心理学をどのように応用していくかについての学びはモチベの特徴のひとつです。
2016秋 心理アセスメント
2016年度秋学期の振り返りです。
最初はスクーリング科目の心理アセスメントです。
この科目、心理学実験と同じく、コマ数24コマ、計5日で行われます。実習科目なので、いろいろなアセスメントの紹介とともに、実際、体験します。
発達検査、知能検査、投影法など、いろいろなアセスメントが体験できる授業になってます。また、心理学実験と同じく、複数の先生方が担当されます。
あと、認定心理士取得には必須なので、受講生は多いっす。モチベ、こども心理共通なんですが、スクーリングでモチベのひととこんなに一緒に受けたのは初めてでした。
この授業を受けただけで、一つひとつの検査をマスターできるものではないですが、アセスメントとはこういうものだというイメージはつかめるかも。
あと、こども心理にはアセスメントIIがありますが、モチベにはありません。あってもいいのになあ。職業興味検査とかキャリアに関連するものやポジティブ心理学系のアセスメントもいくつもあるし。このあたり、モチベの守備範囲のはず。
卒業判定結果の通知が届いた
今日、大学のウェブにアクセスしたところ、卒業判定結果の連絡が来ていました。
結果は卒業可となります。
今月18日が卒業式、学位記授与が行われます。
学位記の受取は卒業式のほか、自分で他の日に受け取りに行くこともできますし、郵送もできますが、せっかくなので、卒業式で受け取る予定です。
堀切駅前のラーメン屋みゆきでランチだな。
二十数年前の卒業式には入院していたので、欠席したため、大学の卒業式に出るのは生涯で初めてです。
お世話になった先生方にもご挨拶しておきたいな。
学習と仕事のバランス
8タームの成績確定。今回、2科目とも不合格。中間テスト未受験のため、すでにわかっていましたが、残念です。
年度末にあたり、仕事が忙しく、疲れて、教科書もまともに読めないので、テスト受けなかったのです。
これまではテキスト科目は落とさずにきたのですが、卒業を控え最後のタームでテストも受けないというのは残念。
確かに卒業単位はクリアしているから、という気持ちがあり、仕事とのバランスで時間調整した結果なんですけどね。今まではバランスとって学習にも時間を割けてこれたんですが。
学習と仕事との両立は、通信の場合、やりやすいのは確かです。ただし、時間のやりくりは常にやっていく必要があります。
チェオクの剣が終わった
18日の放送で、チェオクの剣が最終回。
兄妹が互いに倒れて死にゆくラストシーンは、ハッピーエンドだと私は感じた。互いに、それまで生きてきたしがらみから全て解放され、純粋に兄と妹という関係を取り戻すことこそ、2人にとって共に希求してきたことであり、それが叶った瞬間こそ、幸福があったのだと思う。チェオクの剣は1つの神話なのだろう。
その時代背景は朝鮮王朝なのは間違いないが、それがいつのころなのかははっきりしない。何故、それが気になるのかというと、日本人がまさに、王朝転覆の片棒担いで登場するからだが、この日本人たちはクーデタを企てる一味の手先として村人を皆殺しにしたり、暗殺集団として申し分ない働きをする。だが、それはあくまで手先以上の存在ではない。
刹那すぎると感じつつ。
でも、このドラマ、14年も前のドラマなんですね。
資格申請をやっとこう
公認モチベーションマネージャーの資格申請をしていなかったので、この週末にやろうと思います。
この資格は、モチベーション行動科学部で指定科目の単位を取れば取得できます。もっとも、basicという、1番基礎の資格ですが。
大学通信の学習法
大学通信はスクーリングの授業もあるとはいえ過半数はテキスト科目、つまり、教科書を読みテストを受ける形で単位を取るのが中心です。教科書は特定分野の専門書ですから、入学当初は、どの科目であろうと、非常にとっつきにくい。ふだんから、よく専門書を読んでいますというひと以外には、ここが学習の入り口でのハードルになります。
先に言っておくと、教科書の読み方のコツがわかると、楽に学習を進められ、単位も取りやすいということになります。
対処として有効なのは、
わからなければ先生に質問する、
これにつきると思います。
東京未来大学の場合、質問の手段として、ウェブ質問、メール、オフィスアワーの3つがあります。
これらをうまく使い、先生とコンタクトをとりましょう。
専門書は、大抵、一般的な事柄から個別論へ、概論から各論へという目次になっています。なので、前半の内容の応用が後半で出てくる。このようなイメージを持っていると、どこに何が書かれてあるかが把握しやすいはずです。
これってどこに書いてあったかを把握することはとても大事です。それがその分野を体系的に理解することになるからです。また、テストを受けるときにも有利です。
専門書を読むとき、私が注意しているのは、ここには概念が定義されている、ここには概念の実証研究が書いている、その概念を応用した具体例はここにある、など、ブロック分けして読むようにしています。
また、以前、学習した内容が別の科目を取ったときにも出てくることはよくあります。
モチベーションは、科目だと、心理学、教育心理学、組織心理学、社会心理学など、繰り返し出てきますし、ポジティブ感情は、ポジティブ心理学はもちろん、感情心理学でも、社会心理学でも出てきますし。
そのため学び続けていると、教科書を読むのも早くなります。