学びのモチベーションの上手いコントロールのために
放送大学の「学力と学習支援の心理学」。
全15回のうち、9回まで見終わりました。
学習意欲、
認知カウンセリング、
教えて考えさせる授業と、
前半は、理論的な内容ですが、
後半に入って、言語活用力、算数、科学的思考力と、実際の小学校での教えて考えさせる授業の様子も取り上げられていて、
とても興味深い内容です。
教師が基礎的な概念を先ず教えるのですが、
協同学習という形で、児童同士で、お互い、
学んだ内容について理解を確認させる、
さらに、今学んだことを発展させて、応用問題を解かせる。
相手に説明すろことで、より理解が深まるというのは、大人でも日常、経験するところですが、あらためて、「教え方」として体系的に説明いただくと、なるほど〜と、妙に納得する点がいくつかありました。
内容的に、教育現場に近い内容であるとは思いますが、他の仕事にも応用できる内容だと思います。
- 作者: 市川伸一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2001/09
- メディア: 新書
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放送大学の授業の一コマでも、
学習意欲は取り上げられていましたが、
この本は、教授が提唱している二要因論を、
対談も交えながら、批判的に検証されているところが特徴的。
学びという角度で、モチベーションが取り上げられていますが、
学びに限らず、仕事のモチベーションにも関わる内容です。
また、新しい学びを始めようかと考えている人にも、参考になるかと。
自分の学びのモチベーションをどうマネジメントしていくか、ヒントが見つかるかもしれません。