47歳からの心理学学習帖

週末研究者の研究ノート。キャリアカウンセリングを中心に、心理学、社会学などのトピックを取り上げていきます。過去記事には東京未来大学在籍時の学習ノートをそのまま残しています。

大学通信での学習方法

大学に入って2カ月経ちましたので、このへんで、最初の所感をまとめておきます。

 

基本は、教科書を読みこなすこと。

スクーリングには、まだ参加していませんが、大半の単位取得がテキスト科目での取得になるため、やはり、教科書を読みこなすというのがとても大事だなと思います。

教科書は、どんな分野であっても、専門書なわけなので、その分野特有の言葉や論理に満ち溢れている。だから、そこそこ、やはり、負荷はかかります。

この点、大学から提供される教材、資料が助けにはなりますが、それだけをやっていれば単位が取れるかというとそうではありません。大事なのは、やはり、ノートを取るということだと思います。

ノートは、自分なりに整理、理解を書き留めるものですが、ただ本を読み、マーカーを引くだけよりも、それなりの効果があるような気がします。

ノートの作成については、コーネル式や東大生スタイルなど推奨される物もありますが、私の場合、教科書の目次を、階層式に丸写しして、その最下層にポイントや用語などを書いています。

ちなみにノートは、ワードで作成し、それをpdfにして、iPhoneに飛ばしています。

満員電車でも勉強できます。

 

モチベーションの持続が鍵

しかし、教科書を読み、ノートを取って、テストを受けるというのは、やはり、孤独な作業です。大学通信に限らず、通信教育が続かない理由の一つは、まさに孤独だということかもしれません。別に、勉強していないからといって、誰かから注意されるわけでもないし。なので、モチベーションをいかに持続できるかは非常に大事だと思います。

東京未来大学では、ほぼ2週間に一度、テストなので、それをモチベーションの維持に活用する、という手があります。

あと、科目選びによっても、モチベーションは変わるのかもしれません。

やはり、興味・関心のある内容の方が教科書も読みやすい。

その点では、科目選択にも自由度があった方が、続けやすいかもしれません。

また、その科目を学ぶ目的、意義がはっきりと意識できれば、前向きに取り組めるでしょう。

たまに、入学した動機を振り返る

大学に入ろうと思ったきっかけは、人それぞれかと思いますが、それを時々思い出すのがいいんではないかと。

卒業することじたいが目的、だけではないはず。

卒業することで学士を取る、学士を取ることで・・・?

大学で学んだことを活かして、将来・・・?

 

当初、心理学を学びたい、それも今の仕事に近い、組織行動論を勉強したいと思っていたところが、実際にいろいろな科目を勉強し始めると、その新たな学びのなかに、今まで気づかなかったことが見えてきたり、新たな興味が生まれてきたりします。逆に、最初は興味を持っていたけれど、この分野はなかなか馴染めないなあと感じることもありますが。