モチベーション行動科学部の学びのポイント
さて、まだターム8がまだ半月残っていますが、現在、願書受付中でもありますので、東京未来大学 モチベーション行動科学部に興味・関心を持たれている方の参考にしていただければと思い、この1年近くの私の学びの体験をまとめてみます。あくまで私見ですので、この点、ご了承ください。
大学のホームページにも記載されていますが、モチベーション行動科学部は、心理・コミュニケーション、経営、教育を複合的に学ぶことに主眼を置いています。それに沿ってカリキュラムも組まれています。
>「やる気」の問題を多角的に学び、実践的な知識とスキルを養うことができます。
「やる気」は、自分自身の問題でもあり、職場の同僚や家族などの問題もあり、会社あるいは国家など、組織自体の問題であったりします。仕事や勉強、健康管理など、自分の行動についてどうすればモチベーション高く取り組んでいけるか、あるいは、部下や子どもなどにやる気を出させ取り組ませることができるか、さらに、健康的でイキイキ働ける職場をどうすれば作っていくことができるのかなどにも直結します。
「やる気」を具体的な自己管理やマネジメントに活かすためには、心理学だけでなく、経営学や社会学、教育学など、「行動科学」というくくりの幅広い学びが必要です。
さらに、行動科学に含まれる幅広い分野の知識を知っているだけでなく、どう日常生活で使っていくかという実践を通じた学びが必要です。
「やる気」の問題は、いわば、誰しもの問題ではありますが、日常生活と密着した問題なので、人それぞれという面もあります。なので、自分自身の興味・関心が学びの出発点です。
と、私なりにまとめてみましたが、理屈っぽいですね。
もっとシンプルに言うと、「使える知識やスキルを体験しながら学ぶ」ってことです。
この「体験」というのが肝です。
通信というと、教科書を読んで、レポートを書き、試験を受けるというイメージが強いと思います。ただ、モチベーション行動科学部では、ちょっと違います。
知識を実践するためには練習が必要です。
テキスト科目で仕入れた知識を演習で使ってみる。
そのためのスクーリングが準備されています。コミュニケーションスキル、カウンセリング、アセスメント、実験など。これらの授業は、ほぼワーク中心です。
スクーリングは、祝日含めた連休3日間、あるいは、2週にわたって週末4日間で実施されます。8月は6日間集中で実施される科目もあります。
心理学研究法や統計学はメディア授業といって配信される動画を見る授業もありますが、大学に通い授業を受けるのは私のような年齢になるととても新鮮です。また、東京未来大学のキャンパスが他の大学にはない雰囲気を持っているのです。
東京未来大学は東武スカイツリー沿線の堀切にあります。荒川の土手がすぐ近くにありますが、大学の前に病院があるくらいで、周囲は住宅地。廃校になった中学を改装したキャンパスなので、キャンパス自体広くありません。ただ、どこかしら懐かしさを感じます。建物自体はとても清潔できれいなのですが。校舎の造りであったり、窓の大きさや黒板に、元中学校の名残が見えます。
また、モチベーション行動科学部は、まだ新設ということもあり、実は学生が少ない。
単独でのスクーリングの場合、受講生は10人いるかいないか。
なので、先生には必ず名前を覚えられるし、発言の機会も多い。
こども心理学部との合同の授業もあるので、その場合は30人くらいになることもあります。
ただ、今後、人数が増えると少人数のメリットが薄まってくるのかもしれません。その点では、今年入っておいて良かったのかもしれません。
では、最後にモチベション行動科学部の学びのポイントを箇条書きでまとめておきます。
・テキスト科目の履修の際は、必須科目と「心理」「経営」「教育」のバランスに注意しましょう。自分の興味・関心のある科目に履修が偏り、他の分野の単位が不足しないように。
・テストを受ける前には、OS、ブラウザ、アプリケーションのアップデートを確認しておきましょう。テスト中に再起動がかかると再度履修になります。
・スクーリングへの参加で、スカイツリー線を使う場合は、乗る電車に気をつけましょう。堀切に止まらない電車もあります。当たり前のようですが、北千住から乗った電車が、堀切を通過して、押上から戻って来るハメにならないように。意外とよく聞く話です。
・図書館を活用しましょう。通信生も通学生と同様に、図書館を利用できます。夏・春の長期休暇中は、まとめて10冊借りることもできます。
・先生への質問を活用しましょう。掲示板、メール、オフィスアワーといった機会で、先生に質問することができます。とても丁寧に回答いただけます。
モチベション行動科学部に興味を持たれている方には、以下の本をお勧めしておきます。
モチベーション、リーダーシップ、コミュニケーションの基本理論について、角山先生はじめモチベーション行動科学部の先生方が執筆されています。モチベーション・マネージャーという大学の認定資格のテキストです。この本を読んで試験を受けるか、大学で所定単位を取得するともらえます。