消費者の心理
消費者行動論--マーケティングとブランド構築への応用 (有斐閣アルマ)
- 作者: 青木幸弘,新倉貴士,佐々木壮太郎,松下光司
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2012/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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消費者行動の心理という科目の教科書。
この科目はモチベーション行動科学部では必須科目。学習の手引きに加え、サブテキストが配付されますが、このサブテキストは教科書のワークブックになっています。そのサブテキストに基づき、レポートを月2回提出します。勿論、テストもあります。
経営系に位置づけられていますが、タイトルに心理とあるように、心理学の応用と考えたほうがいいと思います。認知心理学、社会心理学を勉強してから学ぶと、理解しやすい。心理学がどんなふうにマーケティングに使えるかがよくわかります。
それと、消費者心理を学ぶということは、自分の普段の生活を見直すことにつながる。
なぜ、いつも同じ缶コーヒーを買ってしまうのだろうか?とか、なぜ、車にはこだわりを持つのか? など、自分の買い物行動のクセがわかる。これって、結構大事なことだと思います。買い物行動って、実は、自分のライフスタイルを表現してるんですね。
ただ、教科書を漫然と読んでいるだけでは、なかなか自分の生活との関わりと結びつかない。という意味で、この科目のサブテキストの役割は大きい。実際にサブテキストで教科書の要点を把握し、サブテキストの問題を解くことで、自分の生活と心理学の接点を見つけ、気づきが生まれる。
ということで、消費者行動の心理は、非常にやりがいのある科目です。