47歳からの心理学学習帖

週末研究者の研究ノート。キャリアカウンセリングを中心に、心理学、社会学などのトピックを取り上げていきます。過去記事には東京未来大学在籍時の学習ノートをそのまま残しています。

持論アプローチという手法

働くみんなのモティベーション論 (NTT出版ライブラリーレゾナント)

働くみんなのモティベーション論 (NTT出版ライブラリーレゾナント)

金井の持論アプローチは、体験してみないとその良さや実践性はわからない。
学術的な本を読むと、その内容を鵜呑みにして、理解したと思ってしまうことがある。だが、それは勘違いしていることが多く、そこで得た知識が使えなければ意味がない。昔はとにかく最初から最後まで読破することに専念したこともあるが、この歳になって、そんな読み方をすることはなくなった。
前にも書いたが、金井のこの本はワークブックなので、とにかく、自分で持論を書いてみないと意味がない。この本は読むというよりは、使う本なのだ。そして、この本で得た自分の持論は、他のモチベーションの本はもちろん、普段の生活にも続いていく。いわば、この手の本は、開かれた本なんです。