大学通信の学習法
大学通信はスクーリングの授業もあるとはいえ過半数はテキスト科目、つまり、教科書を読みテストを受ける形で単位を取るのが中心です。教科書は特定分野の専門書ですから、入学当初は、どの科目であろうと、非常にとっつきにくい。ふだんから、よく専門書を読んでいますというひと以外には、ここが学習の入り口でのハードルになります。
先に言っておくと、教科書の読み方のコツがわかると、楽に学習を進められ、単位も取りやすいということになります。
対処として有効なのは、
わからなければ先生に質問する、
これにつきると思います。
東京未来大学の場合、質問の手段として、ウェブ質問、メール、オフィスアワーの3つがあります。
これらをうまく使い、先生とコンタクトをとりましょう。
専門書は、大抵、一般的な事柄から個別論へ、概論から各論へという目次になっています。なので、前半の内容の応用が後半で出てくる。このようなイメージを持っていると、どこに何が書かれてあるかが把握しやすいはずです。
これってどこに書いてあったかを把握することはとても大事です。それがその分野を体系的に理解することになるからです。また、テストを受けるときにも有利です。
専門書を読むとき、私が注意しているのは、ここには概念が定義されている、ここには概念の実証研究が書いている、その概念を応用した具体例はここにある、など、ブロック分けして読むようにしています。
また、以前、学習した内容が別の科目を取ったときにも出てくることはよくあります。
モチベーションは、科目だと、心理学、教育心理学、組織心理学、社会心理学など、繰り返し出てきますし、ポジティブ感情は、ポジティブ心理学はもちろん、感情心理学でも、社会心理学でも出てきますし。
そのため学び続けていると、教科書を読むのも早くなります。