キャリアコンサルタントを目指します
キャリアコンサルタント講習に本日申込ました。来年の春受験が目標です。
この資格、今年の4月から国家資格になっていますが、厚労省が認定している講習修了が必須になっていて、15の団体が認定を受けています。それぞれこれまでキャリアカウンセラーなどの民間資格に定評のある団体ですが、これまでの実績と受講場所で、私は選びました。
キャリアコンサルタントを取ろうときめたのは、カウンセリングに関連する資格が欲しいと考えたこと、それとこの資格が国家資格になったということ、ですね。
この1年大学で学んできた中でも、カウンセリングは最も興味のある分野です。また、この資格は現職でも、あるいは退職しても活かせるのではないかという期待。
国は、キャリアコンサルタント10万人計画を立てているのですが、現在、約5万人。なぜ国がキャリアコンサルタントに力を入れているのか、その背景には、人口減少社会で労働者数も減っていること。そこで、一人ひとりの労働生産性をいかに上げていくかという大きな課題があります。
就業人口の減少に対して、1億総活躍と言われるように、女性、高齢者、外国人の労働市場参入を促進し、量的に働く人を増やすという施策も重要ですが、そのためには労働市場の整備と共に、一人ひとりの働き方を支える仕組みが大事になる。その仕組みのひとつがキャリアコンサルタント。
特に、企業内でのキャリアコンサルタントはまだまだ少ないと言われています。国は、企業へキャリアコンサルティングの導入を促したいと考えている。この点、今後の企業の動向はしっかりモニタリングしていく必要があるだろうと思います。
アメリカではキャリアカウンセラーという名称が一般的なようですが、日本はキャリアコンサルタントです。どうもカウンセラーだと心理臨床っぽいというのが理由らしい。
でもカウンセリングもやるしアセスメントもやるのはキャリアコンサルタントも、カウンセラーも同じでしょ、と思うのですが、心理臨床とは目的が違うというのをハッキリさせておきたかったんでしょうね。
臨床心理学と独立してカウンセリング心理学が存在するアメリカと異なる日本の事情が考慮されているのでしょう。