格差論について
- 作者: 橘木俊詔
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/09/20
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希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
- 作者: 山田昌弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
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村上龍の小説、最後の家族をきっかけに、格差社会を巡っての議論に興味が湧いて、何冊か読み漁っています。
格差の議論は、2000年代に、経済、社会、教育それぞれから課題が提起され、ジャーナリズムも巻き込んで、○○格差という言葉があちらこちらで飛び出した後は、ここ最近は沈静化していたような趣きがありました。ただ、議論の表向きがそうであっただけのような気もします。ピケティの21世紀の資本があれだけ売れたのも、格差が実感する人が多かったからではないでしょうか。
以下の2冊は、10年ほど前に書かれたものですが、今読むと議論の本質がより鮮明であると思います。