47歳からの心理学学習帖

週末研究者の研究ノート。キャリアカウンセリングを中心に、心理学、社会学などのトピックを取り上げていきます。過去記事には東京未来大学在籍時の学習ノートをそのまま残しています。

2016秋 生涯発達心理学

入学当初、基礎分野の心理学は1年目に履修しておこうと考えていたところが、今年度に繰り越した科目です。昨年秋はカウンセリングやコミュニケーションスキルなどの応用心理学を優先させたんでした。

とはいえ、基礎分野のなかでは1番興味のあった科目が生涯発達心理学。そして、今、やってることにも生涯発達心理学はかかわりが深い。

何やってるのかというと、キャリアコンサルタントの勉強ですが、生涯発達心理学の考え方や概念がいくつも応用されているんです。


生涯を扱うので、赤ちゃんから老人まで、ひとの一生がその内容になりますが、青年期以降、ぐっとボリュームは減ります。これまでの研究の蓄積が、赤ちゃんが圧倒的に多いから。心理学の歴史では青年期以降はあんまり変化ないものとして考えられてた時期が長い。

とはいえ、ユングが中年期を人生の正午と呼んだりしてたんですけどね。