47歳からの心理学学習帖

週末研究者の研究ノート。キャリアカウンセリングを中心に、心理学、社会学などのトピックを取り上げていきます。過去記事には東京未来大学在籍時の学習ノートをそのまま残しています。

49歳の大学卒業式

本日、大学の卒業式出席のため、池袋で山手線、日暮里で京成線に乗り継ぎ、堀切へと行ってきました。

前は、大学の卒業式は入院して出れなかったので、生涯初めての大学の卒業式です。

式は、校舎のホール形態の教室で行われました。出席者は50人くらいでしょうか。あまり正確ではないかもしれません。同伴者の家族の方もいました。

副学長の式辞、総代による学位記授与、謝辞、校歌斉唱と続いたあと、卒業式一人ひとりに学務担当の先生から学位記が手渡しされます。

副学長の近藤先生が生涯学習に触れられていたのが印象に残ります。

校歌、微妙に音程を取るのが難しいなとあらためて感じました。

学位記授与のときは、同伴者の方から歓声が上がる方もいました。

卒業生一人ひとり、それぞれ思いがあって、東京未来大学に入り、学びを重ねてきたのだろうなとあらためて感じました。非常に暖かい雰囲気でした。

通学生の卒業式とは違う雰囲気がありましたね。

年代も違う、生活環境も違う人びとが、この場に介して卒業というイベントを迎える、考えてみれば不思議です。

近藤先生も「奇縁」と表現されていましたが、それぞれがこの大学に自分なりの動機をもって入学し、学びを経験してきたのだと思います。ただ、そこでの学びは皆同じなのかというと、どうもそうではないのではないかと思います。スクーリングでいっしょの時間、同じ講義を聞いたということはありますが、普段の学習方法やスタイルはやはりそれぞれなんだろうと思います。

卒業式に出席された方も、されなかった方も、この日を共に迎えられたことを非常に嬉しいと感じます。