春学期のまとめ 5 ジェンダー論
この科目、男性にはとっつきにくいかもと、昨年、女性の同級生に情報をえていたのですが、あえて選択。
性別という観点から社会現象を捉えていくため、伝統的な家父長制や性別役割意識が強いひとには心情として理解しづらいところはあるだろうなと感じました。
取り上げられる題材は、学校から職場、家庭、マスコミなど幅広く、ひとつひとつの題材に内在するジェンダーから生じる問題に触れていくことになります。
例えば、セクハラ、パワハラ、DVだけでなく、ドラマや漫画の表現、あるいは子育て、とか。
ジェンダー論は、確かに、これまで当然とされてきた伝統的な慣習を根拠レスにしてきたと思います。また、単なる女性擁護でもないと感じます。逆に、現在では女性にとって厳しい論調もあるんだろうなと思います。
いろんな側面を持っているのがジェンダー論の特徴なんだろうか。
まあ、男性をこきおろすものではないなとおもいます。
春学期のまとめ 4 社会教育とシチズンシップ
教育系の選択必須として登録。
教科書をよく読み、咀嚼して、テストを受ける必要があります。
社会教育は、とても広い領域。
正直、とっつきにくさはあります。
ただし、それが、日常との結びつきで考えられると理解しやすいと感じました。
ボランティア経験があると、イメージしやすいのかなあ。
春学期のまとめ 3 異文化コミュニケーション
海外の事例も参照しつつ、学力についての考察を題材として、異文化コミュニケーションとは何かを考えさせられました。
必須科目ではないですが、教育系の選択必須として登録したのですが、直接、異文化コミュニケーションについて論じた教科書ではなかったので、正直、最初は戸惑いました。
この科目では、生涯学力がキーの概念になりますが、その概念が必要とされる背景には、PISAというOECDが実施している国際的な学力テストを押さえておく必要があります。
日本でも、学力低下が課題に挙げられて久しいですが、そもそもそれが取り沙汰されるのは、PISAのようなテストにより、小中学生の学力が国際比較されることが要因になっています。
PISAに対しての取り組みは、日本だけでなく、ロシアでも、中国でも、カナダでも、行われていますが、各国にその国特有の民族的、文化的、言語的背景もあり、その取り組みは様々です。そのような各国の事例のほか、当然、日本国内での生涯学力に関する事例も理解しつつ、異文化コミュニケーションとは?と考え、まとめていくことになるのですが、結構、悩みました。
おそらく、その答えは一義的ではないと思います。私は、生涯学力と言われるなかに、異文化への理解と実践が含まれているというような結論でレポートを提出しました。
春学期のまとめ 2 リーダーシップ論
必須科目です。
担当は、昨年、組織心理学、キャリアカウンセリングと同じ石橋先生。
モチベーション論と同じく、理論と自分の経験の双方から学ぶ科目だと感じました。
リーダーシップとは何かという質問の素朴な答えは、おそらく教科書で紹介されているどれかに近いと思います。
それを確かめるというよりは、様々な理論と比較してより自分の答えをブラッシュアップしていくことが大事なんだろうなと思います。
モチベーション論と同じく、神戸大の金井先生はリーダーシップについても持論アプローチを提唱しています。参考になります。
春学期のまとめ 1 モチベーション論2
春学期の成績通知書は、今月末に公開されます。各科目の単位取得試験終了後に成績は確定されているので、通知書で内容が変わることはほぼないと思われます。
節目のまとめをしておこうと思います。
先ずは、モチベーション論2。
昨年受講したモチベーション論1と同じく、講師は角山先生。必須科目です。1は、どちらかというと、モチベーション理論を知るということが主題だとすると、2は、自分のモチベーション持論をつくることが主題。
なので、教科書で紹介されている理論をまとめるだけでなく、自分の経験と理論をつき合わせて、理論が自分にとって持つ意味合いや自分の経験から理論を導きだしていくという作業が必要です。
試験はレポートですが、角山先生がコメントつけていただけます。
非常にやりがいのある科目です。
今さらですが大学院のこと
過去にアップした記事を眺めていて、はっと気づいたことを今さらながら残しておこうと思います。上期の総括の1つとして。
5月に大学院の説明会に行ってるのですが、受験は見送りました。
予定だと7月に書類提出、8月試験でしたが、経済的な課題とキャリアコンサルタント受験を優先したことがその理由です。
国立なので、私立のMBAよりは半分以下の学費ではありますが、それでも、2年間の負担はそこそこ大きい。
ほんとうに自分にとってこの大学院がベストなのか、説明会を受けた後、自信が持てなくなった、というのが、正直なところです。
『大学院で修士論文を書くことが、自分にとって、何になるのか』という問いに答えられない。
修士論文を書くことよりも、むしろ、実務的な資格を取ることを優先しました。
そちらの方が、今の自分には転機に近づくように感じられるから。
わかりやすいほうを選んだということになるのかもしれません。
ターム4の単位修得試験
明日から三日間がテスト期間に入ります。
事前にレポート提出と論述形式のテストと予告をうけていますが、準備はこれから。
教科書は目を通しました。
あとは、まとめかな。
スクーリングの成績確定
スクーリングの成績が確定しました。
合わせて、先週提出したレポートの講評も出されました。
97!
思っていたより、好成績でした。
スクーリング中も当日の課題とレポートでは高評価だったので、単位は落とさないだろうと感じてはいたのですが、最後に提出したレポートもいい点つけてもらいました。
スクーリングは、今度は12月に参加を予定。
心理学検定受けてきました
今、テキスト科目の中間テスト期間中。
なのに、今日は心理学検定の試験日。
大学まで行ってきました。
6科目申し込んでいたので、しっかり、原理、発達、臨床、社会、産業組織、健康を受けてきましたよ。
1科目20問、四肢択一、マークシート方式。
1科目20分目安。
結果はひと月後。
今日は、あと、中間テストのレポート書こう。
休日考えていること
今日、ミーティングをしていて、同僚がある課題について、「先週の休み中考えてたんだけど…」と話したことに、そういえば、最近、休み中に仕事のことをあまり考えなくなったと気付いた。
彼女がどれくらいの時間、その課題をかんがえていたのかはしらないが、休みでも、ずっと仕事のことが頭から離れないというのは彼女がどれほど真摯に取り組んでいるかを表現していると思う。それが健全な状態なのかというと、それは別のような気がする。
以前、上司とも話したことがあるが、エンゲージメントが高いと四六時中仕事のことばっかり考えているというのは、メンタルヘルス上、どうなのだろう?
休みの間も仕事をしているようなものだが、その時の上司との議論では、それが楽しめているのならよいんじゃないでしょうか、というのが結論だった。
確かに楽しめているのであればよい気がいまでもする。一方、それが考えざるをえない、モヤモヤがいつも残っている、というのだと問題なのかもしれない。
わたしの場合、以前はそういう状態だった。
休みの間も、仕事のことがモヤモヤとした状態で、考えないようにしても自然と考えてしまうという…
上に書いた上司もそうで、いつの間にか、気になりだすととまらなくなると言っていた。そして、月曜日はいつもテンションが低く、機嫌悪いオーラで部下を寄せつけない。部下は近づけず、相談も報告もできないでいる。それがさらに上司の不安を助長する。そして、半ばキレ気味に、報告がないのは進んでないのかと部署全体にメールを流す。部下は誰に宛てたメールなのかわからない。返信できずにいるため、むしろ、それがその上司の怒りの導火線に火をつけてしまう。負のオーラがこうして部署全体に広がっていく。
コミュニケーションの取り方の問題にも見える。上司の性格によるのかもしれない。当時はそう思っていた。今ではちょっと違う気がしている。仕事に向き合う姿勢が、上司とその部下で大きなギャップがあったのではないか? 部下も与えられた仕事に真剣に取り組んでいた。残業もいとわずに責任感強く仕事をこなしていた。
ところが、その上司は、皆、何をしているのか、理解していなかった。
部下も、なぜ、上司がいつも機嫌が悪いのか、わからなかった。指示されたことはやっている、それで何が気にいらないのか、理解に苦しみ、いつも難しい顔しか見せないひとなのねと上司を認識していた。
飲みに行くと、彼は豹変する。楽しい上司に変わるのだ。一見部下とのコミュニケーションも活発なように見える。ただ、職場に戻れば難しい顔になる。
この部署は、今でも存続しているが、メンバーの退職、異動が続いた。
他部署から見て、今ではその上司は少し柔和になったように見える。何がきっかけかはわからない。他で諭されることがあったのかもしれない。
私自身は、大学に入ったことで、休み中に仕事のことを考えないことができるようになった。時間に区切りをつけられるようになった。
自分の居場所が家庭以外に会社しかないというのはメンタルに悪いと考えるようになった。
そう考えるようになると、逆に、会社の状態が客観的に見れるようになった。このバランスを大切にしたい。会社と自分は一心同体ではない。心底、そう思えるようになったことで、自分の仕事の範囲も見え、そこに集中できるようになった。
つくづくストレスフルな環境だなと感じる。そこで、バーンアウトしてしまわないためにも、会社は会社、自分は自分という線引きは意識しておきたい。