47歳からの心理学学習帖

週末研究者の研究ノート。キャリアカウンセリングを中心に、心理学、社会学などのトピックを取り上げていきます。過去記事には東京未来大学在籍時の学習ノートをそのまま残しています。

春学期のまとめ 9 心理学実験

必須ではありませんが、認定心理士の資格には、この科目と心理アセスメントはとらないといけない。

5つの実験を、5人の講師が進めていく、スクーリングの科目です。

認定心理士にこだわることよりも、やはり、実験をやらないと心理学を学んだとは言えないだろうと考え、選択しました。

スクーリングはとても楽しかったですし、内容もためになったと思います。


ハードルはレポートでしょうね、


実験それだけをやるだけだと、ああ、そうかと、いうだけだと思いますが、それを考察を加えまとめる作業が実はこの科目の肝。

心理学のレポートには、それなりのお作法があるので、それを学べるところがミソ。


エクセル、ワードをふだん使っていないという方は、受講前に触れておくと気が楽ですよ。

春学期のまとめ 8 労働法

人的資源管理と同じで、この科目もキャリアコンサルタントの学習に直結しています。

労働法って、なかなかわかりづらいという印象がありました。労働契約法、労働基準法労働安全衛生法、雇用安定法、男女雇用均等法、賃金法など、関連する法律がかなりあって、とっつきにくさがあるんです。

結局のところ、条文よりも、考え方を理解することが大事、なんですね。


春学期のまとめ 6 消費者行動の心理

この科目も女性の同級生から教えてもらって、今年に回した科目。

必須科目です。

気合いを入れて、ちゃんと取り組まないと落としますよというアドバイスは、ほんとうでした。

ただし、頑張っただけの得るものはありますよ。

教科書の内容を先生がサブテキストにまとめてくれていますので、基本、それをもとに学習を進めていきます。


消費者行動なのでマーケティングではあるのですが、応用心理学の側面も強いので、社会心理学認知心理学を先に学習しておくと、そこで学んだ知識が活用できます。



春学期のまとめ 5 ジェンダー論

この科目、男性にはとっつきにくいかもと、昨年、女性の同級生に情報をえていたのですが、あえて選択。

性別という観点から社会現象を捉えていくため、伝統的な家父長制や性別役割意識が強いひとには心情として理解しづらいところはあるだろうなと感じました。

取り上げられる題材は、学校から職場、家庭、マスコミなど幅広く、ひとつひとつの題材に内在するジェンダーから生じる問題に触れていくことになります。

例えば、セクハラ、パワハラ、DVだけでなく、ドラマや漫画の表現、あるいは子育て、とか。

ジェンダー論は、確かに、これまで当然とされてきた伝統的な慣習を根拠レスにしてきたと思います。また、単なる女性擁護でもないと感じます。逆に、現在では女性にとって厳しい論調もあるんだろうなと思います。

いろんな側面を持っているのがジェンダー論の特徴なんだろうか。

まあ、男性をこきおろすものではないなとおもいます。

春学期のまとめ 4 社会教育とシチズンシップ

教育系の選択必須として登録。

教科書をよく読み、咀嚼して、テストを受ける必要があります。

社会教育は、とても広い領域。

正直、とっつきにくさはあります。

ただし、それが、日常との結びつきで考えられると理解しやすいと感じました。

ボランティア経験があると、イメージしやすいのかなあ。


春学期のまとめ 3 異文化コミュニケーション

海外の事例も参照しつつ、学力についての考察を題材として、異文化コミュニケーションとは何かを考えさせられました。

必須科目ではないですが、教育系の選択必須として登録したのですが、直接、異文化コミュニケーションについて論じた教科書ではなかったので、正直、最初は戸惑いました。

この科目では、生涯学力がキーの概念になりますが、その概念が必要とされる背景には、PISAというOECDが実施している国際的な学力テストを押さえておく必要があります。

日本でも、学力低下が課題に挙げられて久しいですが、そもそもそれが取り沙汰されるのは、PISAのようなテストにより、小中学生の学力が国際比較されることが要因になっています。

PISAに対しての取り組みは、日本だけでなく、ロシアでも、中国でも、カナダでも、行われていますが、各国にその国特有の民族的、文化的、言語的背景もあり、その取り組みは様々です。そのような各国の事例のほか、当然、日本国内での生涯学力に関する事例も理解しつつ、異文化コミュニケーションとは?と考え、まとめていくことになるのですが、結構、悩みました。

おそらく、その答えは一義的ではないと思います。私は、生涯学力と言われるなかに、異文化への理解と実践が含まれているというような結論でレポートを提出しました。


春学期のまとめ 2 リーダーシップ論

必須科目です。

担当は、昨年、組織心理学、キャリアカウンセリングと同じ石橋先生。

モチベーション論と同じく、理論と自分の経験の双方から学ぶ科目だと感じました。

リーダーシップとは何かという質問の素朴な答えは、おそらく教科書で紹介されているどれかに近いと思います。

それを確かめるというよりは、様々な理論と比較してより自分の答えをブラッシュアップしていくことが大事なんだろうなと思います。

モチベーション論と同じく、神戸大の金井先生はリーダーシップについても持論アプローチを提唱しています。参考になります。

春学期のまとめ 1 モチベーション論2

春学期の成績通知書は、今月末に公開されます。各科目の単位取得試験終了後に成績は確定されているので、通知書で内容が変わることはほぼないと思われます。

節目のまとめをしておこうと思います。

先ずは、モチベーション論2。

昨年受講したモチベーション論1と同じく、講師は角山先生。必須科目です。1は、どちらかというと、モチベーション理論を知るということが主題だとすると、2は、自分のモチベーション持論をつくることが主題。

なので、教科書で紹介されている理論をまとめるだけでなく、自分の経験と理論をつき合わせて、理論が自分にとって持つ意味合いや自分の経験から理論を導きだしていくという作業が必要です。

試験はレポートですが、角山先生がコメントつけていただけます。

非常にやりがいのある科目です。


今さらですが大学院のこと

過去にアップした記事を眺めていて、はっと気づいたことを今さらながら残しておこうと思います。上期の総括の1つとして。


5月に大学院の説明会に行ってるのですが、受験は見送りました。

予定だと7月に書類提出、8月試験でしたが、経済的な課題とキャリアコンサルタント受験を優先したことがその理由です。

国立なので、私立のMBAよりは半分以下の学費ではありますが、それでも、2年間の負担はそこそこ大きい。

ほんとうに自分にとってこの大学院がベストなのか、説明会を受けた後、自信が持てなくなった、というのが、正直なところです。

 『大学院で修士論文を書くことが、自分にとって、何になるのか』という問いに答えられない。

修士論文を書くことよりも、むしろ、実務的な資格を取ることを優先しました。

そちらの方が、今の自分には転機に近づくように感じられるから。

わかりやすいほうを選んだということになるのかもしれません。


図書館へ本を返却

月曜日は休みでしたが、図書館は20時まで開いているということでしたので、大学までスクーリングの時に借りた本を返却に行きました。

期限は今月末まで、だったのですが、いけるときに行っとこうってことで。

行ってみると、


あれ?!


通学生、ふつうにいる?!


今日は授業あったんだろうか。







ターム4の成績確定

レポート提出だった科目の成績が確定したようです。

スマホでアクセスしたので、結果が見れない。

レポートにいただいたコメントを見る限りでは単位が取れたかんじではあるのですが。

家に帰って確認しないと。

会社のパソコンだと、IEのバージョン古くてページがよみこめないのて。


これで、春学期は終了です。


スクーリングの成績確定

スクーリングの成績が確定しました。

合わせて、先週提出したレポートの講評も出されました。

97!

思っていたより、好成績でした。

スクーリング中も当日の課題とレポートでは高評価だったので、単位は落とさないだろうと感じてはいたのですが、最後に提出したレポートもいい点つけてもらいました。


スクーリングは、今度は12月に参加を予定。